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気温がまだそこまで低くなかった一週間前、オーストリアの近くにあるミッテンヴァルト(Mittenwald)という街へ行って、チロル(オーストリア)とバイエルン(ドイツ)の国境沿いにある、Grünkopf(グリュンコプフ)という山まで歩いてきました。
ミッテンヴァルト周辺には眺めのよい山がたくさんあるので、この山ははっきり言ってマイナーな山だとは思うのですが、国境線上に登山道があったり、コースの選び方次第では眺めのいい場所もあるので、歩く価値は十分にある山だと思います。


歩いた日 2016年10月1日


ミッテンヴァルトの中心部からスタートです。     Mittenwald(923m)
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観光客がとても多いミッテンヴァルトの街、周辺には眺めのよいお散歩コースもたくさんあるので、道標もあちこちにあります。珍しく5分刻みの表示。
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今回歩くGrünkopf(グリュンコプフ)の名も既に表示されてますが、まずは途中まで同じ方向の、Ederkanzel(エダーカンツェル)にある山小屋まで歩きます。



ここからは奥に見える黄色の道標のところから左へ曲がります。曲がった先は林道で、昨年はそのまま林道上を歩きましたが、右に見えるおじさんが林道から右に逸れた道に入って行ったので、
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おじさんが歩く方向を見てたら、ちょっと中に入った場所に道標が。ちゃんとした登山道でした。
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ということで、私も登山道を歩くことに。とてもきれいに整備されてます。
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そして最後の方はまた林道に合流で、
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ミッテンヴァルトの街から約50分で山小屋に到着です。
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昨年5月末にここに来た時は、近くで行われるG7の影響でここにもたくさんの警察官がいました。



山小屋のテラスと庭には国境線が走ってるので、”注意、国境”の看板があります。
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今はどちらもEU加盟国なので、国境線はあってもないようなものですが・・・。



山小屋のテラスの左下にあるのは国境石。テラスはチロル(オーストリア)側に位置してて、建物はバイエルン(ドイツ)側に位置してます。
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バイエルンとチロルの両方の旗が掲げられてますが、バイエルンの方が上になってるのは、やはり山小屋自体はドイツに属してるからでしょうか^^;
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右の緑の山が今回登る山です。緑(=Grün、グリュン)ばかりの山なので、Grünkopf(緑頭)という名前だとどこかのサイトに書かれてました。



マウンテンバイクでやってきた相方が、ベーコン入りスクランブルエッグのポテト添え(サラダ付き)を注文したので半分ずつ食べました。美味しかったです。
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オーストリアの近くにある山小屋はご飯が美味しいところが多いです。



休憩した後は先へ進みます。七面鳥がたくさん飼われてました。
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山小屋のすぐ近くに、林道から登山道へ入る道があるのでその方向へと進みます。
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この登山道が、この先しばらくずっと国境線になるので、国境線上を歩いて行くことになります。
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T=チロル、B=バイエルン。
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ここは、チロル(オーストリア)側からの道の合流点。まっすぐ進めばチロルへと下りることができます。
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私は右へと進みます。



合流地点にある、”国境なし”の看板。
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まだまだ国境線上を歩きます。
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お花はもうほとんど咲いてませんでしたが、秋らしい雰囲気もいいですね。
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中央よりちょっと下、少し白く見える部分が休憩してきた山小屋です。左下がミッテンヴァルトの街。
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そしてまた、ほとんど眺めのない道を歩きます。
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山頂も近づいてきました。
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山頂十字架が見えてきました。
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到着です。山小屋での時間を除くと、2時間10分程で到着です。
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木々のせいで眺めもいまいちですが、歩いてる方もそれなりにいらっしゃいました。



下山は、そのまままっすぐ先へと進みます。
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まだまだずっと国境線上の道です。
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イヌワシが遠くに見えました。
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そしてここでまた、チロル側からの道との合流点になるので、”国境ですよ”を表す看板がここにもありました。
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まだまだ国境線上を歩きます。
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Ferchensee(フェルヒェンゼー、フェルヒェン湖)が見えてきました。ミッテンヴァルトからは1時間くらいで簡単に行くことができる湖です。
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そして途中分岐点を過ぎて、この辺りでは既に国境線からは離れてドイツ領内に入ってました。
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下るに連れて段々と人の声がたくさん聞こえてくるようになりました。
湖までの簡単な歩きを楽しむ人でここはいつもにぎわってて、その人たちの声でした。

もう一つの湖、Lautersee(ラウターゼー、ラウター湖)が見えてきました。
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ミッテンヴァルトの街からは標高差約100m、約30分の歩きでここまで来ることができるので、ここはいつもにぎやかです。
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湖の近くにあるチャペル。
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このチャペル周辺にはリンドウがたくさん咲いてました。

チルターン・ゲンティアン Deutscher Kranzenzian(Gentianella germanica) リンドウ科
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ミッテンヴァルトの街まではあと15分ほど。
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そして車を停めてる場所の近くまで来ました。
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近くで飼われてた仲良しのロバと羊。ずっと一緒に歩いててかわいかったです♪
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この後、ミッテンヴァルトに来たらいつも食事をしてる店に行ってビールだけ飲もうかと思ったら、結婚式でお店が貸し切り状態で入ることができませんでした(涙)。
その他もろもろの都合にもより、この日はビール無しで自宅へと戻ってちょっと残念でした^^;


この日歩いた距離は約12km、累積標高は740mでした。


この日以降、お天気が悪い日が続いてて、気温も10度以下の日々、どこも歩けてません。
お天気の長期予報を見てみると、10月中旬頃は気温も15度くらいまで回復しそうです。雪が降る前にどこかまた歩けるといいなあと思ってます。

ネタがないので、日々のことなど

ビール祭りに行ってきました

comment iconコメント ( 6 )

アルペン猫さん こんにちは

国境沿いをハイクするってレポ読みながら不思議な感覚でした(^^
登山道もしっかり整備されてますしマイナーなお山に見えませんね。
こちらだと人が少ないコースはすぐにクモの巣にひっかかるので、
トレッキングポールで除去しながら歩きます(笑)

いかにも秋らしい写真が並んでいますね。
"すっかり気温下がりました~"的な雰囲気が伝わってきます(^^

今日から天気のいい日が続く予報なので秋山ハイク楽しみです。
週末まで、もってほしいなぁ…と期待中です(^^

名前: としパパ [Edit] 2016-10-10 21:03

コメントありがとうございます♪

★としパパさん
こんにちは!

ドイツもオーストリアもあまり違いを感じない似たような国なので、日本だと、県境をずっと歩くのと一緒かもです^^
この周辺は観光客がとても多いので、それで道もしっかり整備されてるのだと思います。
クモの巣に引っかかってばかりというの、今年一度だけ経験しました!
最初はよかったけど、途中、「あーーーっ、もうっ!」と叫んでました^^;

とにかく寒くて、Webcam見てると白くなってるお山も多いです。
あまりにも急に気温が下がり過ぎて歩くのにはちょっと・・・なので、今後また気温が上がるのを期待してるのですが・・・。
日本の紅葉は素晴らしいですね。お天気、いい日が続きますように!

名前: アルペン猫 [Edit] 2016-10-11 01:18

もうすっかり秋ですねー。

というより、冬がそこまで来てますよねー。
遠くに見える山の頂上付近が白いのは、雪ですか?

Grünkopfとはいえ、写真を拝見すると、秋の雰囲気が伝わります。
初夏の新緑もいいですけど、今の季節もいいですね。
冬に待ったをかけて、秋をもっと長く楽しむ方法ないんでしょうか?(笑)

それにしても、『国境上をずっと歩く』なんて、不思議な感じ。
日本じゃ歩けませんもんね。



名前: pil [Edit] 2016-10-11 04:37

コメントありがとうございます♪

★pilさん
この時はまだ最後の暖かい日で雪は積もってなかったですが、その後、この周辺の山は雪を被っちゃってます^^;
山は冬になるのが早いです・・・。

日本ほどの紅葉の美しさはないけれど、これから場所によってはgoldener Herbstの美しさも見られると思います。
初夏はお花があれこれと咲き出して好きなんですが、今の季節も歩きやすい気温だし、枯葉の上をサクサクと音を鳴らしながら歩くのもまた楽しいです^^
もしかしたら来週は気温が上がりそうなので、このまま冬に突入ではなさそうで少し安心です!

国境超えてもうちの近辺はまだ同じドイツ語圏なのでそこまで違いは感じないのですが、これがドイツも北半分だと国境で何か違いを感じるのかなーとか、ちょっと気になったりもします^^;

名前: アルペン猫 [Edit] 2016-10-11 05:38

こんばんは。
国境線上の山小屋といい、登山道といいやはり不思議な感覚です。県境を縫って歩く日本の登山道とはスケールが違います。あの国境石も人力で持ち運んだんでしょうね!!
マイナーなコースとは思えないほど周辺の景色も素晴らしいですし。なんたってそそり立つ山稜の峰がカッコいいです!

こちらのお山はこれから紅葉のシーズンとなりますが、今年はきれいな紅葉が見れるかな?・・。

名前: 居酒屋与太郎 [Edit] 2016-10-11 22:24

コメントありがとうございます♪

★居酒屋与太郎さん
こんにちは!

国境といっても、どちらもドイツ語を話す国ですし、文化もほぼ一緒なので、あまり違いは感じないのですよ~^^;
国境石を運ぶこと、考えたことなかったですが、そうですよね、これだけの数を人力で運んだのは確かにすごいことかも!
周りの山々は素晴らしくてそこへ登る人はけっこういらっしゃいますが、その分、今回の山はそんなに情報としては上がってこないのであんまり人気はないようです^^;

日本の紅葉、いいですね。こっちは黄色や茶色ばかりでいまいちです・・・。

名前: アルペン猫 [Edit] 2016-10-12 21:25

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