アルムとはなってますが、山頂にはアルム小屋などはなく、16世紀のアルム小屋の跡が見られるようになってて普通の山頂のように山頂十字架も設置されてます。360度のパノラマが楽しめるためにいつも多くの人で賑わってる山のようです。
歩いた日 2020年10月4日
お昼ちょっと過ぎに駐車場に到着しました。既に歩き終えて出て行く人もけっこういらっしゃいました。

奥に見えてる道からスタートです。Parkplatz Sylvensteinspeichersee(780m)
景色もあれこれと変わって退屈しない道だとあちこちのサイトに書かれてました。

歩き始めて約10分、水の流れが見えてきました。

夏なら下ってきた後にここで足を浸けて休憩も気持ちよさそう。

リンドウの一種 Rauer Kranzenzian (Gentianella aspera) リンドウ科

渓谷が下の方に見えてきました。

歩きやすい道が続きます。

道の様子もこうやって変わって行くので確かに歩いてて退屈しません。


このキノコが一ヵ所にまとめて出てました。

ツチグリの一種 Erdstern(Geastrum)

この日の麓での最高気温は15度だったので、風が吹くとけっこう寒く感じました。

最初のアルム領域に入ります。

リンドウの一種 Gewöhnliche Fransenenzian (Gentianopsis ciliata) リンドウ科

このリンドウもたくさん見かけましたが寒さのせいか閉じてるのが多かったです。

なかなかいい道が続きます。

歩いてきた方向を振り返って。Hölleialm(1150m)

簡単コースと聞いてましたが滑りやすい箇所も多かったのでストックを持ってきてて正解でした。

グレート・マスターワート Große Sterndolde (Astrantia major) セリ科

ウメバチソウ Sumpf-Herzblatt (Parnassia palustris) ウメバチソウ科

この直後に二つ目のアルム領域に入り、

視界が開けます。

今の時期は牛も麓に下りてるのでひっそりとしてます。Mitterhütte(1276m)

山頂方面への道。

岩の多い道が増えてきます。


そして三ヵ所目のアルム領域へ。

フウロソウ Wald-Storchschnabel (Geranium sylvaticum) フウロソウ科

この辺りから風がとても冷たく感じて、手袋を持ってこなかったことを後悔…。

その昔にアルム小屋があった跡なので石が多いです。

山頂十字架が見えてきました。

到着です。往路は2時間コースとなってますがこの日はのろのろペースで歩いたので2時間20分かかりました。

三角点もありました。

眺めは抜群によかったです!
北の眺め。住んでる街もきれいに見えてました。

北東の眺め。

南東の眺め。右の方はチロル。

南の眺め。

西の眺め。今まで歩いた山がたくさん見えててちょっと興奮してしまいました(笑)。

セイヨウキンバイ Trollblume (Trollius europaeus) キンポウゲ科


ゆっくりと眺めを楽しみたかったけどけっこう寒かったので持参のブドウだけ食べて下山することに。

全く同じルートで下山です。

右奥と中央が16世紀にあったアルム小屋の跡です。
眺めがいいので同じ道でも楽しいです。

日が当たって気持ちよかったので途中通過のアルム小屋付近で休憩しました。

イヌサフラン Herbstzeitlose(Colchicum autumnale) ユリ科

そして駐車場に到着。復路は1時間半となってますが、休憩もゆっくりとったので約2時間かかりました。

帰る準備をしてたら、子供用リュックサックがかけられてるのを発見。どうも忘れ物のようです…。

周りには何もない場所でどこかに届けることもできないので、また取りに来られることを祈りつつ、そのままにしておきました。
お腹がすいてたので途中夕食を食べて帰ることにしました。
寒くても歩いた後はやっぱりビールです♪

ナプキンがかわいかった~。

バイエルン料理の店だったので無難に豚肉料理を注文しましたが、お腹ペコペコだったのであっという間にたいらげてしまいました♪

なかなか美味しかったです♪相方のは鹿料理。ソースにポルチーニが入っててこれも美味でした。
この日歩いた距離は約9.4㎞、累積標高は上りで約650mでした。
簡単なコースだけど最後まで歩いてて退屈しないし、山頂での360度のパノラマも素晴らしかったのでいいコースでした。現地までは公共の交通機関を使って行けないのがちょっと残念。
アルムでは春にはたくさんお花が咲きそうな感じだったので、次は春にまたここを歩きたいなと思いました。
歩きやすそうで、いいお山ですね。
山歩き後のビールもまたおいしそう。
世界三大きのこのポルチーニ。マツタケと一緒で人工栽培ができないために、量産できないので日本では見かけないキノコですね。
山よりご飯の方に相変わらず目が行ってしまいます(笑)
名前: やまびこ [Edit] 2020-10-07 19:32
全体的になだらかないい感じのお山ですね。そして頂上の眺望が良いというのが一番です。でも、いつも風景拝見していると、そちらの山は殆ど360度眺望がいいんですよね。多分、森林限界の頭頂部や、岩盤の山が多いからですかね?
私の周辺のお山はほぼ低山のため、せっかく登った頂上から何も見えない!!なんてことが、まま有ります。
それでも、帰ってからのビールやお酒が欠かせないところは、一緒ですよね。
名前: 居酒屋与太郎 [Edit] 2020-10-07 21:00
コメントありがとうございます♪
こんにちは!
歩きやすくて眺めもいろいろと変化に富んでいいお山でした^^
歩いた後のビールを毎回楽しみに歩いてます(笑)。
ポルチーニを探してカゴ持って山歩きされてる方もいらっしゃいました。
一つだけ見つけたと喜んでおられました^^
歩いた後はガッツリとお肉を楽しみました!
名前: アルペン猫 [Edit] 2020-10-07 21:35
コメントありがとうございます♪
こんにちは!
歩きやすいし道も退屈しないしいいお山でした!
山頂、ここはアルムだから展望がよくなってますが、アルムがある場所は元々は木々がまだ茂ってる場所を開拓されたところが多いそうです。スキー場と同じ感じでしょうか。
そうでない部分は森林限界になるところでしょうか。麓も既に千mとかある場所が多いので、わりとそういった山へも気軽に上れるところが多いと思います。
歩き終えた後のビール、これがなくてはやってられません(笑)。
これを一番の楽しみに歩いてるようなもんですから(笑)。
名前: アルペン猫 [Edit] 2020-10-07 21:38
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