公共の交通機関を利用しての山歩きのガイドブックがあれこれ出てるので、それらの本を参考に今回のコースを決めました。
登った山はBrecherspitz(ブレッヒャーシュピッツ)という山で、どの本でも”赤丸印(中級)”のコースとなってる山です。下りの時に所々ワイヤーが張ってあるところもありました。
写真が多くなってしまうので、今回も、上りと下り、二回に分けてアップしたいと思います。
・目的の山 【Brecherspitz 1683m】 歩いた日 2015年8月29日
・スタート地点 【Fischhausen-Neuhaus駅 801m】 こちらのブログでは時々書いてる、BOBという列車が走る駅です。Schliersee(シュリアゼー、シュリア湖)という湖の側に位置する駅です。BOBは途中で3方向に列車が切り離されますが、この駅へは、Bayrischzell行きの車両に乗ることになります。
昨年の5月に、この駅で下りてバスに乗り継いでSpitzingseeという湖まで走り、そこからロープウェイに乗って、その後Rotwand(1884m)という山までの山歩きをしました。
出発の駅で。BOBは山方面へ走る電車なので、リュックを背負いストックを持った人ばかりがホームでたくさん待っています。

自転車用のチケットを買えば自転車を乗せることもできるので、この日も自転車と一緒の方がたくさんいました。

約1時間でFischhausen-Neuhaus(フィッシュハウゼン・ノイハウス)の駅に到着です。

登山口方面へ歩きます。目的の山の頂上が既に見えてました。画像、左から4分の1くらいの奥の高い山です。

途中、人懐っこい猫に会いました♪こういうのに出くわすと、ここで時間を取ってしまうのが私のいけないところ


駅から15分くらいで林道に入ります。道草しなければもっと早く着けるかも?

Drüsige Springkraut (Impatiens glandulifera) ヒマラヤンバルサム ツリフネソウ科

そしてここの分かれ道では向かって右側の道に進みます。

しばらく林道が続きます。この日も最高気温が30度を超える日だったので、日陰の中をずっと歩くのは心地よかったです。

Gewöhnliche Goldrute(Solidago virgaurea) ゴールデンロッド キク科

アルムが近くなったので牛避けがありました。電気が通ってます。私は左側の狭い通路を通りましたが、牛避けは、ストックなどでどけると電気は伝わらないのでそのまま通ることもできます。”自転車の人は下りずにゆっくりと走りましょう”の看板がありました。

”放し飼いの鶏がいるので犬は繋いでください”の看板。犬連れで山歩きをする人も多いので、こういう看板はよく見かけます。

Sumpf-Herzblatt (Parnassia palustris) ウメバチソウ ウメバチソウ科

明るい場所に出てきました。

Silberdistel (Carlina acaulis) チャボアザミ キク科

ヒメイトシャジン Scheuchzers Glockenblume (Campanula scheuchzeri) キキョウ科

Große Augentrost(Euphrasia officinalis) アイブライト ゴマノハグサ科

ユーフラシアという点眼薬がありますが、この花↑の学名がそうですね。目への効用がある植物で、ドイツ語の”Augentrost”は、直訳すると”目を慰める”という意味になります。
Gewöhnliche Fransenenzian (Gentianopsis ciliata) リンドウ科

アルム小屋が見えてきました。林道が始まったところからは、ここまで約1時間15分くらいだったので、駅からは1時間半くらいでしょう。頂上も真ん中に見えてます。

Ankelalm(1311m) 下り時にここで飲み物休憩しました。
奥に見えてるのはErhardalm。その手前で左に曲がります。

ここから左へ。

頂上までは1時間。右方向へFreudenreichkapelleというチャペル方面へも矢印が出てますが、頂上を目指した後は今回はその方向から下ってきます。

ここから登山道です。左上の方へ登って、そこから右へ曲がり頂上へと続きます。

犬と一緒に歩いてる人もいました。

Tauben-Skabiose (Scabiosa columbaria) レッサースカビアス マツムシソウ科

Alpen-Distel (Carduus defloratus) キク科

Rauer Kranzenzian(Gentianella aspera) リンドウ科

歩いて来た道を振り返って撮影。

Wollkopf-Kratzdistel (Cirsium eriophorum) ウーリーシスル キク科

この先から右の頂上方面へと曲がります。

Schliersee(シュリアゼー、シュリア湖)がきれいに見えてきました。


Bayrischzell(バイリッシュツェル)方面の眺め。

ハイマツの中を歩きます。

矢印が所々に大きく書かれてました。


歩いてきた方向を振り返って。

岩の道が多くなります。


Schwalbenwurz-Enzian (Gentiana asclepiadea) トウワタリンドウ;ヤナギバリンドウ リンドウ科

頂上の十字架が見えてきました!

到着です!登山道が始まったところからは約1時間10分で到着、駅からだと2時間40分くらいで到着です。

私は他の人たちにずっと追い抜かれてばかりで追い抜くことは一度もありませんでした^^;
次回に続きます。
http://shishuneko.blog51.fc2.com/
最後の方は崖と言っても過言ではないような気がしますけどww
雲がないせいでいい眺めですね~
そうそう、そちらは犬っていうと大型犬ですよね
何となく小型犬を想像しちゃうけど、アクティブな人ほど大型犬連れですよね~
Wollkopf-Kratzdistel、ググっていろんな写真見てみたらアザミみたいなんですね
もっとゴツゴツしたものを想像してました
名前: ししゅうねこ [Edit] 2015-09-03 21:48
コメントありがとうございます♪
登る前にいろんなサイトや本でチェックするんですが、どれも”中級”になってたんですー(>_<)
ワイヤーの部分の注意書きはあっても、”そこまで難しくない”とどこにも書いてあって、最後の岩の部分の黒丸印について触れてるサイトや本はなかったような・・・(私の読み落としかも、汗)。
大型犬連れで歩いてる人、多いです!小型犬は街中とかではよく見るけど、よく抱っこされてる印象w
はい、植物はアザミの仲間です!猛暑のせいで既に枯れ気味でしたが、このコースではたくさんで、枯れる前の状態の時にまたここを歩きたいなと思いました^^
名前: アルペン猫 [Edit] 2015-09-04 04:11
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